年に1週間のみ。幻の混浴露天風呂

毎年お盆になると、思い出す温泉。それが、那須塩原市にある「不動の湯」である。

かつては、365日

7時〜21時、といってもいつでも入れた覚えがあり、ほとんど放置の混浴露天温泉(当初100円)でした。が、それゆえに、風紀上の問題が絶えず、一時期、閉鎖の時期がありました。だが、復活の声もあがり、現在は、毎年お盆のとき8月12日〜18日(2019年現在)の1週間のみ。それも9時から16時までに(500円、2019年夏現在)、なってしまったのです。

もうひとつの湯

「不動の湯」と言うと、そのすぐそばにある「岩の湯」も有名なのですが、落石のおそれがあるため、現在は閉鎖されています。こちらも復活させて欲しい温泉のひとつです。

お湯

鉄分を少し含んでいるようで湯船が赤錆色になっています。泉質は含石膏弱食塩泉です。

打たせ湯

源泉は、1m上から出ており、竹筒を伝って、ひょうたん型の風呂に流れ落ちています。水量も多いため、肩や背中に当てると、かなり筋肉がほぐれます。

絶景

箒川から少しだけ奥まった森の中にあるのですが、箒川に流れる支流の川が、風呂のすぐ横を滝のように流れており、その光景がかなり癒やされます。

ただ、アブ多し

時期的なこともあり、アブが近寄ってきます。アブたたきも置いてあるのですが、殺すのも躊躇してしまいます。外観を損ねない程度に風呂全体を覆う蚊帳などがあれば、良いかな?とは思いますが、まあ、蚊帳は蚊帳で雰囲気は無くなりそうですね。

アクセス

行き方がわかりずらいんです。まず、車をどこに駐車していいのかわからなかったです。市営の無料駐車場がちょっと離れた場所にあります(地図参照)ので、そこで駐車します。そこから箒川沿いの道路を歩き、「喫茶店 樹林」の脇から川に降りる坂道があるので、その坂を下ります。そこからは、川沿いの歩道に沿い、ほぼ平坦の道を歩き、5〜6分で到着します。ただ、足元がかなりすべりやすいため、グリップ力のある靴が望ましいです。

なにげ穴場です

自分が行ったときは、平日でした。1週間限定なので、「なにげ芋洗い状態?」かと思ってビクビクしていましたが、ほとんど誰もいなく、貸切状態で、マイナスイオンたっぷりの、ゆったりとした時間を過ごせました。

 

問い合わせは、塩原温泉観光協会(0287・32・4000)

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