日光発祥の地。日本全土を見守る。栃木最大のパワースポット。
- 2019/9/27
- 温泉
- 6 comments
鹿沼の山奥に、ひっそりと佇む神社。以前にも、本サイトで取り上げた「古峯神社」(ふるみねじんじゃ)です。
日光発祥の地
日光山を開山した勝道上人(しょうどうしょうにん)が、この地で修業をしたことからとされています。古峯神社が創建されたのはおよそ1,300年前とされており、日本各地にある古峯神社の総本社です。
別名、天狗の社
古峯神社は「天狗の社」としても有名です。天狗の社と呼ばれるようになった理由は、ご祭神の日本武尊(やまとたけるのみこと)の使いが天狗とされているためです。境内のさまざまなところに祀られている天狗は、あらゆる災難を取り除いてくれるとされています。
天狗の宿
神社には少ないのですが、「天狗の宿」という名の参籠宿泊施設があります。古峯神社は、1000年以上も前から修行の地としても知られており、黎明の一番祈祷を受けて下山するという慣わしが、創始以来執行されています。厳粛に斎行されるこの一番祈祷を受けることにより、崇敬者はより一層の御神陵(みたまのふゆ)を賜るものとして深く信じられており、古来より今日に至る迄、変わることなく受け継がれております。本施設では、三百畳の大広間・百畳の中広間を始め、大小各種の参籠室が整い、約350名が宿泊できます。
一般部屋 6,480円
個室部屋 7,560円
1泊2食付、料金は税込み(大浴場完備)
日本全土を見守る
関東で、天狗と深く関わりがある神社と言えば、古峯神社の他に、埼玉県秩父市の「三峯神社」、千葉県成田市の「麻賀多神社」があります。この神社を結ぶ大三角形により、関東全域、もっと言えば日本全土を見守っているとも言われています。
栃木最大のパワースポット
標高が高く、森、川、滝に囲まれた環境にあり、真夏でもひんやりとした空気に包まれています。森の中にある神社特有の静けさと、冷たい空気と、川、滝のマイナス・イオンに包まれれば、ここが栃木最大のパワースポットと知らなくても、体全体でそれを感じることができるはずです。
境内に郵便局?
これもかなり珍しいことなのですが、境内に郵便局があります。大切な人へのプレゼントや手紙、願書など、わざわざ本郵便局まで来て送る人もいるみたいです。
境内に庭園?
これもまた珍しいのですが、境内に日本庭園(古峯園)があります。広大な自然の地形を生かして作られた面積凡そ82500平方メートル(25000坪)の廻遊式日本庭園です。山々に囲まれて自然のなかに建つ風雅な建物や、四季折々に咲きみだれる花々が美しい風景をつくりだしております。
開園時間
9:00~17:00
9:00~16:00(冬期)
休園日
不定休
入園料
大人 300円
小人 200円
団体20名以上一割引です一周約30分程でまわれます。
3月末~4月 梅
4月下旬~5月上旬 新緑
4月末~5月 桜
5月 山吹・しゃくなげ・藤
6月 さつき
6月末~7月 菖蒲・あじさい
8月~9月 萩
10月~11月 紅葉
やはり紅葉の時期は人気で、自分も、その時期に入園しましたが、最高でした。
また、園内の中には、峯松庵(茶室)と、峯の茶屋(茶店)があり、庭園を見ながら、抹茶や、軽くお食事などをとることもできます。
やはり御朱印は、ハズせないっ
天狗の絵を描いた “見開き” 御朱印がいただけることでも、御朱印ガールの間では有名です。古峯神社の天狗の御朱印は何と全27種類もありますが、それぞれ書き手が異なるため、いただける御朱印は当日の出社状況次第だそうです。
以外と知られていないが、お水も汲めます
これは、境内の外にあるお土産屋さんなのですが、お店の人にひとこと声を掛ければ、お店の横にある井戸水を汲ましてもらえます。持参したポリタンクに汲んでいる方もちらほら。
恒例祭典行事
1月1日 歳旦祭
2月3日 節分祭追儺式
4月1日 神符守札祭
5月上旬 山祇祭
5月27日 古峯祭(例大祭)
6月初旬 巴祭(花供峯供養祭)
6月30日 夏越大祓式
10月上旬 山祇祭
12月17日 遷座記念祭
12月28日 天狗祭
12月31日 大晦大祓式
毎月1日、15日、28日 月次祭
アクセス
最寄りのICは、鹿沼ICですが、鹿沼ICから約1時間ぐらい掛かります。
御祈祷時間 午前8時から午後5時まで
古峯神社社務所
〒322-0101 栃木県鹿沼市草久3027
電 話 0289-74-2111
ファックス 0289-74-2539
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。