人はどこまで努力できるのだろう
- 2019/7/26
- ラーメン
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透き通ったスープ
一見、「塩ラーメン」ではないかと見えるほど、透明度の高いスープは、確かにしょうゆです。
それにしても、これほど繊細な味のラーメンは、食べたことがありません。これは、ラーメンだけではなく、今回いただいた、餃子、ごまラーメン、冷やし中華、チャーシューメン、すべてに言えます。
人は、どこまで努力できるのだろう、と考えてしまいました。
この繊細なおいしいスープを、一日維持するのは、並大抵のことではありません。スープは、煮込めば、味は変わります。
恐らく、いくつもの寸胴鍋を煮ながら、常にチェックしているのだと思います。
これは、どこの店でもやっていることですが、火加減、水加減、材料等の管理を繊細にしなければ、この味にはならないと思います。
麺について、お店のホームページには「こだわりの製法で作られた平打ち麺」とあります。
佐野市の人気店「おぐら屋」さんの暖簾分けです。
佐野ラーメンの薄口のしょうゆラーメンに勝てるラーメンは、繊細さという切り口においては、他にないと思います。
ここ、「かくだや」さんは、栃木市のため、まだ目立った存在ではありませんが、時間とともに、名を挙げるものと確信しております。
乳白色は何の味?
ごまラーメンのスープは、真っ白です。
これは、白ごまだけの色ではありません。
豆乳、白味噌を加えた味だと思います。
伝統的なラーメンではなく、総作料理のようなラーメンです。
やさしく、飽きのこない、ヘルシーなラーメンには、店主のこだわりを感じました。
大きいのに繊細
餃子は、普通の餃子の3倍はあります。
小山市から佐野市では、このサイズの餃子を「ジャンボ餃子」と呼んでいます。
大きさから、大味なのではないかと思いましたが、それは良いほうに裏切られました。
やはり、どこまで努力したのだろう、と思わせる味の完成度です。
ここまでおいしい餃子は、ラーメンとではなく、ライスで食べたいと思いました。やはり、餃子を1番おいしく食べるには、餃子と白いご飯がベストです。
この甘みは果物か?
夏季限定の「冷やし中華」は、タレが「醤油」と「胡麻」の2種類あります。
今回は醤油を選びました。
醤油、酸味、甘みのバランスが、やはり「繊細」としか、言いようのない、バランスの良さでした。
あの上品な酸味と甘みは、レモンなどの果物を入れたのではないかと思います。そうとしか思えない、高貴な味でした。
チャーシューへのこだわり
スープはラーメンと一緒です。ラーメンにも、2枚のっています。
チャーシューメンには、こだわりのチャーシューが5枚!
お店のホームページには「手間暇かけて作り上げるこだわりのチャーシュー」とあります。
大満足です。
スープも、飲み干しました。
もつしかない!
かくだやさんの「もつ煮」には、こんにゃく、ダイコンが入ってません。ひたすら、もつのみです。
もつ煮への、こだわりは、煮込み加減だと思います。
ほとんどのお店は、トロトロになるまで煮込みます。それから、脂もそのままです。
かくだやさんのもつ煮は、適度な歯ごたえがあります。脂はありません。こだわりを感じさせます。
メニュー
ラーメン 650円
チャーシューメン 830円
ごまラーメン 780円
ごまチャーシューメン 980円
ねぎラーメン 800円
ねぎチャーシューメン 980円
冷し中華【夏季限定】醤油 750円
冷し中華【夏季限定】ごま 750円
麺大盛り 110円
トッピング
メンマ 80円
ワカメ 80円
コーン 80円
煮たまご 100円
辛味 80円
白ねぎ 150円
辛ねぎ 150円
自家製餃子 3個 270円
5個430円
もつ煮 430円
つまみチャーシュー 450円
つまみメンマ 400円
えだ豆 200円
お土産
自家製餃子
焼き430円
冷凍420円
もつ煮 430円
メンマ 400円
チャーシュー 450円
栃木市平柳町2-11-26
営業時間
11:00〜14:30 17:00〜20:30
定休日
月曜日(祝日は営業、翌日代休)
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